1日中パソコンと向き合うことも多いプログラマーは、特に肩や背中がこりやすい傾向にあります。そのまま放置してしまうとこりはどんどん悪化し、集中力を阻害してしまう可能性が出てくるでしょう。そこでこの記事では、肩と背中のこりにアプローチできる簡単なストレッチを紹介したいと思います。まずは、肩のストレッチです。肩こりを解消する重要なカギを握る部位として、肩甲骨があります。肩甲骨には多くの肩周りの筋肉が付着しているため、肩甲骨を動かすことでそれらの筋肉が刺激され、肩全体をほぐすことができるのです。
肩甲骨を動かすストレッチとして簡単に行えるものには、肩甲骨の引き離しが挙げれます。両手を組んで前に伸ばし、背中を丸めるようにして肩甲骨を外側に引き離しましょう。このまま20秒~30秒キープすると、良いストレッチになります。また、もう一つは肩甲骨を寄せるストレッチです。両手を後ろに伸ばして腰のあたりで組み、胸を張って肩甲骨を中央に寄せ、胸の前が伸びていることを確認しながら20秒~30秒キープをします。次は、背中のストレッチです。座ったままの状態で右手で頭の後ろに触れ、左手で右手の肘を掴み、その体勢のまま左斜め前方に体をゆっくりと倒しましょう。手を組み変えて左右どちらも行うことで、背中全体の筋肉をほぐせます。今回紹介したストレッチは仕事中に座っていてもできるので、肩と背中のこりによって集中力が低下してきたと感じたときには試してみてはいかがでしょうか。